パトリックの技術


パトリックは個人的に気に入ったのは、私は長い間 工業用のライン設備が専門だったんです。 もちろんデザインも申し分なくパトリックに魅せられたんですが、実際に履いてみてスニーカーフェチの私がう~んと唸ったのはパトリックを知れば知るほどに深く納得していったのです。
factory.jpg

今回は他のスニーカーにはない技法をご紹介します。
このパトリックのソールの仕上げは接着しているのではなくて「真空加圧」という方法で行われているんです。 真空にして、ソールの接着部分に入り込んだ空気を完全に抜きます。

物と物とをくっつけるのを、その技法によっていろんな表現があります、有機系溶剤による接着、圧着、溶着ときりがないほど、たくさんの方法と技術があります。
ちょっと聞きなれない用語で「封止」という工業用語がありますが、パトリックのソールの仕上げはまさにその封止というのが一番近いんです。 半導体の工程で出てくるその封止です。

これにより左右の歩いた時の地面と足のなじむような軽やかさを生み出せるのです。 グリップ感と表現するのにふさわしい履き心地。
red-sole.jpg


その昔、靴職人は木型にはめた靴にソールを張り付けコンコン音を聞きながら空気の脱気を何日もかけてしたその技術です。

通常販売されているUSAの有名ブランドのスニーカーとの違いはこういう所にあります。

もしお持ちならご自身のナイキやNBのスニーカーの左右の仕上げをじっくりみてみてください、微妙はなずれとソールの浮きなどが見受けられるはずです。
これは中国・ベトナム等の工場で作っているんですが、左右それぞれ作る工場が違うんです、作業効率もありますが、盗難や横流しを防ぐためでもあります。
だから左右違って当然といえば当然なんですね。

関連記事

Comments 0

Leave a reply